よるのさくら制作過程

元になったドローイングがこちら

桜が咲く前から桜の絵を描きたいなぁと思ってたのですが忙しくてなかなか着手できずにいましたが4月になってようやく描き始められました

大まかな枝の配置を決めて下書きへ

男の子みたい

だいたいいつもベースだけしっかり決めて細部は後からどんどんバランス見ながらに足す感じで描いてます。

通勤の道すがらが桜並木でここしばらくは桜の木の桜らしさって何だろうと考えながら歩いてました。花はもちろんだけど黒っぽいどっしりとした幹も桜らしさかな〜と。あと遠目でも桜っぽさを感じさせる部分を拾って描きました。

桜ってかなり和の要素が強いですよね。あと花びらが白っぽいから絵にするとぼんやり霞むイメージが多いのでそこから脱却した絵を描きたくて夜桜をモチーフにしました。桜らしさを残しつつありきたりな色のイメージをちょっと外した感じにしたかったのですがどうでしょう。

明彩度低めで地味な感じになりましたが、何となく目指してたアンニュイな雰囲気にはなったのかな〜って感じです。イメージでは写真を取り合いっこしてるところの一瞬を切り取ったところです。